皆さま、始めまして! オーダーチーズで出荷部門を担当しております、辻@出荷スタッフです。
私は、普段は“縁の下の力持ち”的な役割をしておりまして、皆さまからいただいたご注文を梱包して、出荷する作業をしております。ありがたいことに、毎日とっても多くのご注文をいただき、出勤するたびに「出荷時間までに間に合うのか〜??」というほどのチーズの山と格闘しています。
お客さまにおいしいチーズをお届けするために、日夜頑張っているのですが、ふっと気づくと「出荷時間が過ぎている〜!?」なんてこともしばしばで…。いつも佐川急便のお兄さんからの“怒られ役”なんですよ…。それでも毎回しっかり荷物を届けてくれているドライバーさんには、本当に感謝ですね。
さて、そんな私ですが、何でオーダーチーズで働き始めたのかと言いますと、それは“乳製品が大好きだから”なんです!チーズはもちろんですが、牛乳やヨーグルト、アイスクリームなども大好きなんですよね。
中でも一番好きなのは「アイスクリーム」! 本当に毎日食べないと気が済まないというほどの“アイスクリームマニア”なんです。
今回のメルマガは<特別編>といたしまして、アイスクリームマニアの辻@出荷スタッフが、素材の味わいが活きた、濃厚で衝撃的(!)な「アイスクリーム」をご紹介させていただこうと思います!
どうぞ、しばらくの間、お付き合いください!
おいしいアイスクリームに重要なものと言えば、やっぱり「ミルク」です。“ミルクの味がアイスクリームの味を左右する”と言っても過言ではないほどですね。
とりあえず、「国内産の良質なミルクを使っていれば、おいしいアイスが出来るに違いない!」と、まずは北の北海道から順番にアイスクリームを食べ始めたのです。新しいアイスを見つけては注文、見つけては注文、届いては食べ、届いては食べ…、ず〜っとその繰り返しでした。
でも…、どれも何か物足りないんですよね…。いくらマニアな私とはいえ、それほど厳しく採点している訳ではないのですが、、、、
どれも何かひとつ違うんですよね〜。物足りないというか、ガツンと来ないというか…。来る日も来る日もこんなことの繰り返しで、「やっぱり実際に牧場に行って、搾りたてのアイスクリームをその場で食べないとダメかな…」と、少し諦め気分になってきたのです。
大体、こんなことを続けていると、お金がいくらあっても足りません(苦笑)
そして、もう一つの(私にとっての)大きな問題が「発泡スチロール」です!ふっと気付くと、アイスと一緒に届けられる発泡スチロールが、部屋の片隅で山のように積み重なってきていたのです! 発泡スチロールってなかなか捨てるタイミングが難しいし、潰しておくことも出来ないし、「このままじゃ、自分の居場所が無くなってしまう!」と、本気で不安になったのです(笑)
そんな時、あるアイスクリームが到着し、いつものように食べ始めました。
まず一口目を食べて、一瞬手が止まりました。そして次の瞬間、ガッツーンと体中を衝撃が駆け巡ったのです!! これは今までに私が食べたことのない、まさしく初体験の味でした。ミルクの濃厚な味わい、出来立てのまろやかさ、完璧です! やっと私のもどかしい思いを払拭してくれるアイスクリームに出会うことができて、まさに“運命の出会い”を感じてしまいました。
大げさだと思われるかもしれませんが、本当に心から「うまい!」と感じたアイスクリームに出会ったのは初めの経験でした。“うまい”というのは単純な表現ですけど、本当においしいと思った時には、やっぱりこの“うまい”という言葉しか出てこないものなんですね。
こちらのアイスクリームは本当に濃厚で、どれもが素材の味が活かされています。ほんの一口、口に含んだ途端に、素材のクリアな味わいがふわ〜っと広がって、その“素材感”というようなものが格別なんです!
私が最初に食べたのは「バニラ」でしたが、その他の「チョコレート」「青りんご」「フローズンヨーグルト」、どれもが中途半端な味ではなく、とても個性的で、「私の味を感じて!!」と言わんばかりに、その味わいを主張してくれています。口の中に広がるおいしさは、本当に衝撃的でしたね。
世の中には色々なタイプのアイスクリームがありますが、長門牧場さんのアイスクリームは“あっさりタイプ”というよりも、“どっしりタイプ”という印象になります。それほど素材の味が凝縮された、深〜い味わいが堪能できるタイプのアイスクリームなんです。
長門牧場さんでは、何と「東京ドーム45個分(!)」という広大な牧草地を所有しているというのです。これだけ広大な敷地でノビノビと育っている乳牛なら、きっとストレスも少ないに違いありません。やはり狭いところで暮らすよりも、広いところでのんびりと暮らす方が精神的にも安定するでしょうし、実際においしいミルクを出してくれるのだそうです。
食べた後からそんな情報を聞いてみたら「なるほどな〜」と、納得しちゃいますよね。
まだその頃には、おいしいアイスクリームを見つけることは、自分だけの楽しみでした。おいしいアイスが食べられれば、それだけで満足だったんです。でも、おいしいモノを発見したら、やっぱり沢山の人に教えてみたくなるじゃないですか〜(笑)
「この衝撃的なおいしさ、きっとオーダーチーズのお客さまなら喜んでもらえるに違いない!」と、勝手に思い込んだ私は、まずは店長に直訴したのです。しかし、店長からは「チーズの会社なのに、何でアイスクリームを売るん?」という、想像どおりの一言が…。ごもっともです…。
でも、私には自信がありました。店長はとてもグルメな人ですから、実際に食べてもらえば、そのおいしさに興味を持ってくれるはずです。
「とにかくコレを食べてみてください!」と店長に勧めてみたところ、「うまい、うまい!」と、あっという間に1カップを平らげてしまいました! 「これは確かにおいしいな!」 味にうるさい店長にも認めてもらえたのです!!
このタイミングを逃さないように、私は事前に準備してあった、とっておきのセールストークを繰り出しました。
すると、私の言葉を聞いているのかいないのか、店長から「よし、やろっか〜」と、妙にアッサリとお許しの言葉が出たのです! やっぱりおいしいモノのパワーってすごいですよね。これで最大の難所をクリアして、オーダーチーズのお客さまへ、オススメのアイスクリームをお届けできることになったのです!
「これで行ける!」 第一のハードルをクリアしたところで、次のハードルへ向かわなくてはいけません。それは「商品の発送」の問題でした。
オーダーチーズでは、通常は「冷蔵便」を使用して商品をお届けしていますが、アイスクリームの配送は、もちろん「冷凍便」を使わなくてはいけません。チーズの配送に使っている専用のオシャレなデザインの段ボールも、アイスの配送には使えませんから、配送の資材一式、全て新たに手配しなくてはいけなかったのです。
( ※ 試しに普通の段ボールでアイスクリームを配送する実験をしてみたところ、中のアイスは溶けてしまってドロドロでした…。当たり前のことなんですが、アイスクリームはデリケートなんですね…。)
普通に考えれば、定番の「発泡スチロール製」の容器を手配すれば済むことなんですが…、アレって捨てるのが大変ですよね。しかも、とってもかさばるものですから、私の部屋のように「気がついたら発泡スチロールの山が出来ていた!」なんてことになりかねません。できることなら他の方法を見つけたかったのです。
そんな中、冷凍食品を扱うあるお店で、偶然にも最適の素材らしきものを見かけたのです! それは「冷凍品を入れられる」&「段ボールで出来ている」というものでした。段ボール製なら折りたためるし、捨てやすいじゃないですか!さすがにこれをコッソリと盗んでくるワケにもいかず、そのお店でお買い物をしてからお店の方に頼み込んで、何とかこの箱を譲ってもらったのです!!
「この箱はイケル!」と確信した私は、製造元に問い合わせました。アイスクリームの発送にも使用可能との返事があり、その後のテスト配送にも見事クリア! 晴れてこの箱を使用できることになったのです。
アイスクリームをご注文くださった方は、発泡スチロールの容器で届けられるのが当然だと思われているかもしれませんが、当店のアイスクリームは違います。段ボールの両面をアルミフィルムでコーティングされた、まばゆいばかりの外見でお届けいたしますので、どうぞご期待(?)ください!

とてもミルキーな味わいで、食べた瞬間、爽やかな牧場の風景が頭をよぎってきそう。それほどミルクの印象が強い一品です。長門牧場さんのミルクの風味がとても活きていて、ミルクの濃厚な甘さが、フッと「練乳?」「ホワイトチョコレート?」と思わせるような甘さを連想させてくれます。甘さがしつこく感じられるほどではありませんが、疲れた時に食べると元気が出そうですね。バニラアイスに甘さを求める方には、特にオススメのアイスクリームでしょう。
カップを開けた第一印象が「色が濃いっ!」でした。口に入れる前から、その濃厚さが伝わってくるようです。そして一口、口に入れた途端に、想像どおりの超濃厚で深〜い味わいが! チョコレートのビターな風味が感じられて、大人味のアイスクリームに仕上がっています。まるで生チョコのような深いコクのある甘さは、食べ終わった後に満足感いっぱいな気持ちにさせてくれます。超濃厚なチョコレートアイス好きには堪らない一品です。
口に入れた途端、爽やかなヨーグルトの風味が口中に漂い、クリーミーでありながらサッパリした味わいです。長門牧場さんの自家製ヨーグルトがミックスされているため、ヨーグルトの味わいも本格的! 食べ終わった後も後を引かず、あっさりサッパリとした後口です。ヨーグルトの酸味と冷たさがマッチした、爽やか風味のアイスクリームです。
まるで青リンゴをそのまま冷凍にしたかのような、シャリシャリとした食感が堪らない一品です。青リンゴの甘酸っぱさとほどよい甘さが後に引かず、落ち着いた雰囲気のある、とてもサッパリとした味わいです。サクサクした食感が青リンゴのおいしさをより一層引き立てていて、ついつい次々に口へ運んでしまう、そんな魅力のあるアイスクリームです。

アイスクリームは、冷凍庫から出したばかりのときは本当にカッチカチで、スプーンが入らないですよね。実は、このときのアイスの温度は「約ー18℃」。この状態でアイスを食べても冷たさの方が勝ってしまい、アイス本来の味を味わうことができないのです。
アイスクリームには最もおいしいと思える食べごろの温度とは「約ー10℃」です。ピンと来ないかもしれませんが、これはスプーンがアイスクリームにスッと入るぐらいの温度です。
そして、このアイスクリームを、グルグルと練ってお召し上がりください! 少しお行儀が悪く見えてしまいますが、練ることで牧場のアイスクリームのようなクリーミーな状態に近づきますし、格段においしさが増してくれますから! ぜひこの方法で召し上がってみてください!

